1994年合弁会社として設立。当初は合皮や布帛素材がメインのレディース袋物が中心の生産を行っており、当時のその他中国工場と同様に、低価格・大量生産を掲げた工場体制でした。
しかし私たちは、工場の将来を考えたとき、多少高価であっても、より高品質な商品を作る事が不可欠と考え、奮起。
工場の生産体制を一新するため、長年にわたり丸富商会から一流の職人を住込みで派遣し、「丸富のものづくりの考え方」を根気強く伝えることで、工場に「第二の丸富職人」を多数育て上げることができました。その努力が実り、現在ではビッグブランドのバッグの製造もできる工場にまで成長。自信を持って、高品質な製品をお届けできる工場となりました。
高品質な製品は、厳格な工場管理体制があってこそ。
革などのメイン資材から金具やファスナーなどの副資材、表面からは見えない芯材に至るまで、私たちは一切の妥協を許しません。独自ルートにより仕入れた材料は、すべての検品を工場内で行い、厳密な基準に適合した材料のみを使用し生産を行っております。もちろん、各製造工程においても独自基準を設け、品質を厳密に管理。さらには、「ものづくりから納品、アフターサービスまでが商品」という考えのもと、最終仕上げから梱包に至るまで、常に品質向上に努めています。